基地村の女たち―もう一つの韓国現代史

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基地村の女たち―もう一つの韓国現代史

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  • サイズ B6判/ページ数 274p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784275009432
  • NDC分類 289.2
  • Cコード C1023

内容説明

私は東豆川、松炭、群山で、家族から離れて暮らした女たち、一人で泣いていた女たち、無念に死んでいった女たち、ともに抵抗した女たち、悲しみを荒々しさの中に紛らしながら生きた女たちを忘れることができない。ここにも人が生きているということを社会に知らせ、一つの時代と歴史の中で彼女たちの人生に何が起きたのか、いまこの国の基地村で何が起こっているのか、語り続けたい。

目次

プロローグ 死ぬ五分前まで叫び続ける
第1章 波打つ記憶、巨文島
第2章 婦女保護所の女たち
第3章 東豆川の歌声
第4章 立ち上がれ、蓬峠よ
第5章 アメリカタウンへようこそ
第6章 われらのテント共同体
第7章 聞け、みなのものよ
第8章 花のように咲いて
エピローグ 平和を夢見ながら

著者等紹介

金蓮子[キムヨンジャ]
1943年に満州で生まれる。全羅南道の麗水女子中・高校に通う。1963年、理容技術を学ぶためにソウル市立婦女保護所に入所。その後、東豆川、松炭、群山の基地村を転々とし、米軍専用クラブなどで働く。その間、基地村女性たちの自治会に関与し、女性たちの不当な扱いに対して度々抗議活動を行った。1988年、クラブをやめ、全北神学校に入学。1991年に水原神学校を卒業し、翌年、松炭で真の愛宣教院を開設。基地村女性や混血児童のための活動をする。1994年東京で開かれた「女性人権アジア法廷」に参加。現在、忠南牙山の祈祷院で暮らしている

山下英愛[ヤマシタヨンエ]
1959年、東京生まれ。津田塾大学国際関係学科卒業、同大学院を経て、韓国の梨花女子大学大学院女性学科で学ぶ。博士(国際関係学)。最近は、韓国ドラマ講座やエッセーなどを通して、日韓の文化交流を促す活動も行っている。立命館大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。