目次
１ 巻頭座談会 世界の政治経済の混迷と危機（民衆の期待はなぜ裏切られるのか；「グローバル成長連関」が問題の中心にある ほか）
２ 世界資本主義の危機的現在（現代資本主義の体制的危機―その史的構造；情報資本主義の歴史的文脈 ほか）
３ 東アジアの激変する政治経済（東アジアの経済統合と構造転換―ＮＩＥＳからＰｏＢＭＥｓへの構造転換と世界経済；中国社会主義市場経済の現在 ほか）
４ 混迷を深める日本（「政権交代後」の日本政治と経済のゆくえ；沖縄の現在と日米同盟 ほか）
５ 混迷と危機の思想化（「政治」とは何か―哲学的考察；ルソーの平等主義的自由について―自由とは平等である（Ｊ．プルードン） ほか）
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かんちゃん
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論考のジャンルが多岐にわたっていたり、内容も玉石混淆といった感じ。個人的には、最初の討論とEU、アジアの経済についての論考、あと最後の方のものは面白いと思った。欲を言えば、もう少し深くつっこんだものが読みたかったかもしれない。また、出版の時期の都合上だとは思うが、震災に関してについてはほぼ後付けといった感じを受けた。2011/10/09
