目次
第1章 「ギリシア文学の研究について」における「アイロニーの欠如」―最初期シュレーゲルの芸術の歴史哲学
第2章 「共和制は必然的に民主制である」?―共和制をめぐるカントとシュレーゲル
第3章 シラーの「情感的」概念のシュレーゲルによる受容―「関心を惹く文学」から「ロマン的文学」へ
第4章 「理想とは理念であると同時に事実である」―理想概念をめぐるカントとシュレーゲル
第5章 『ルツィンデ』における親密性と芸術
第6章 神話と哲学―「新しい神話」の公教性と秘教性
結論
著者等紹介
田中均[タナカヒトシ]
1974年生まれ。1998年東京大学教養学部卒業。2007年東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了。現職、山口大学人文学部講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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