出版社内容情報
人工知能に向けて、人間知能のメカニズム解明!
現在は、人工知能ブームであり、機械学習・進化学習が花盛りです。本書は、生物は進化のなかでどのように知能を発展させてきたか、そして人工知能はどういうものであるかについて、著者の長年の研究にもとづいた最新の成果をまとめたものです。
コンピュータですぐに実践できるといった派手さのない書籍ですが、人工知能と言われるものが増えていくと考えられる現在、自分たち人間の知能がいったいなんであるかを認識しておくことは大切なことです。
目次
第1章 知能とは何か
第2章 生命の時代(知能化メカニズムの基盤=生命構造)
第3章 記号化の時代(知能化メカニズムの基盤=原生言語)
第4章 論理の時代(知能化メカニズムの基盤=意味言語)
第5章 知能進化の新たな段階(問題の多様な現れ方)
むすび(これまでのまとめと今後の展望)
著者等紹介
大須賀節雄[オオスガセツオ]
工学博士。1957年3月東京大学工学部卒業。1957年4月富士精密工業株式会社入社。1961年1月東京大学助手航空研究所。1967年2月東京大学助教授宇宙航空研究所。1981年7月東京大学教授境界領域研究施設。1988年4月東京大学教授先端科学技術研究センター。1991年4月東京大学教授先端科学技術研究センター長。1995年3月東京大学を定年により退職。1995年4月早稲田大学教授理工学部情報学科。2003年3月早稲田大学退職。1988~89年度日本人工知能学会会長。研究分野:人工知能、人間知能、マンマシンシステム、CAD、知識処理、知識発見、ほか(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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