地球エネルギー論

地球エネルギー論

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  • サイズ A5判/ページ数 140p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784274132278
  • NDC分類 501.6
  • Cコード C3044

出版社内容情報

【セールスポイント】
データでわかる資源・エネルギーの本

【発刊の目的と内容】
技術文明の変遷とエネルギー需要を解析した現・近未来のエネルギー需給の予測をもとに化石エネルギーを中心としてエネルギー資源の現状について解説し、自然エネルギーの現在と展望についても記述している。
技術的な記載に終始せず、データをふんだんにとりいれて解説し、単位や地質年代についてもやさしくまとめているので、技術的な知識がなくても、エネルギー・資源に関心のある方には最適の書。

【購読対象者】
環境問題やエネルギーに関心のある文科系の学生・教員・研究者
資源・エネルギー関係の技銃者・管理者
国・自治体の資源・エネルギー行政の担当者
環境教育を実践,または考えている教員

【詳細目次】
1章 いま,なぜ資源・エネルギー問題か
 1.1 エネルギー資源の消費
 1.2 エネルギー消費と文明の発達
 1.3 金属,エネルギー消費と社会形態
 1.4 過去50年間の金属資源およびエネルギー資源消費の動き
 1.5 リサイクルと環境保全
2章 現・近未来におけるエネルギー需給予測と枯渇
 2.1 三つの膨張要因は,これからどのように変わるか
 2.2 資源統計に基づくエネルギー需要予測
 2.3 予測される各国の人口増減,経済発展から推察されるエネルギー需要量
 2.4 枯渇はどのような形で訪れるか
3章 炭化水素資源(化石エネルギー)
 3.1 石油
 3.2 石炭
 3.3 天然ガス
 3.4 潜在炭化水素資源
4章 原子力・水力・地熱
 4.1 原子力
 4.2 水力
 4.3 地熱
5章 その他の自然エネルギー
 5.1 太陽エネルギー
 5.2 潮力発電
 5.3 温度差発電
 5.4 風力エネルギー
付録図表

内容説明

本書では、前半では、エネルギー需要の歴史的推移、技術文明の変遷とエネルギー需要を解析したのち、現・近未来におけるエネルギー需要予測を試みる。後半は、化石エネルギーを中心に個々のエネルギー資源のおかれている状況を論じた。

目次

1 いま、なぜ資源・エネルギー問題か(資源エネルギーの消費;エネルギーの消費と文明の発展 ほか)
2 現・近未来におけるエネルギー需給予測と枯渇(三つの膨張要因は、これからどのように変わるか;資源統計に基づくエネルギーの需要予測 ほか)
3 炭化水素資源(化石エネルギー)(石油;石炭 ほか)
4 原子力・水力・地熱(原子力;水力 ほか)
5 その他の自然エネルギー(太陽エネルギー;潮力発電 ほか)

著者等紹介

西山孝[ニシヤマタカシ]
1965年3月京都大学工学部卒業。1967年3月京都大学大学院工学研究科修士課程修了。京都大学助手、講師、助教授を経て、1994年12月京都大学教授、工学部。1996年4月京都大学教授、大学院エネルギー科学研究科。京都大学工学博士。専攻、資源地質学、資源地球化学、資源経済学。著書に、鉱物資源の現状(アルム出版社)、資源経済学のすすめ(中公新書1154)など
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ほーりー

1
脱原発を行い石油依存するリスクをとるかという問題では、この本で指摘されている問題が盲点となっている。つまり、必ずしも安定した供給と流通が可能ではなく、また現在大量に使われているが耐用年数が残り44年しかないと言われている、石油依存に付随する諸リスク要因が見落とされているのである。また、耐用年数は212年だが環境負荷の大きさが問題という石炭資源はその存在自体忘れられてるかのように思える。ということで、感想としてはいつの間にか昔不安だった環境問題のことを忘れてることが不思議でした。大丈夫か環境?2013/05/09

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