内容説明
建築工事の施工にあたっては、決められた工期内に設計図、仕様書などに基づいて工事を完成させることが本来の目的であるが、そのためには品質管理のほかに、工事の予算に見合う経済的で、かつ安全な原価管理や安全管理も行わなければならない。ただ単に工期の管理をするだけではない、それが本来の工程管理である。本書は、その工程管理について基本的な考え方や基礎知識、および管理手法などを詳しくわかりやすく解説していきたい。そして、主要な工事を具体的に示して、工程表の有用性、重要性を紹介していく。
目次
１章 施工管理の重要性
２章 工程表の役割
３章 工程表のなりたち（工程表の特性）
４章 ネットワークを使ってみよう
５章 実施工程表のかき方（作成の手順）
６章 現場施工管理者のための工程管理
７章 工種別管理の実践
８章 工程表を利用した工程管理
著者等紹介
渡辺芳広［ワタナベヨシヒロ］
１９７５年武蔵工業大学工学部卒業。現在、東亜建設工業株式会社建築本部建築部技術管理室長。一級建築士。一級建築施工管理技士。一級土木施工管理技士。一級造園施工管理技士。一級管工事施工管理技士。コンクリート技士
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