目次
プロローグ 関数って何だろう
第1章 関数をはしょって要約することが微分
第2章 微分の技を身に付けよう
第3章 積分ってなめらかに変化する量を集計することさ
第4章 苦手な関数は積分で克服せよ
第5章 テイラー展開って真似っこ関数のすぐれもの
第6章 複数の原因から1個だけ取り出すのが偏微分
エピローグ 数学って何のためにあるの?
著者等紹介
小島寛之[コジマヒロユキ]
1958年生まれ。東京大学理学部数学科卒業。同大学院経済学研究科博士課程修了。帝京大学経済学部環境ビジネス学科助教授。専門は、数理経済学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Take@磨穿鉄靴
25
微積分をテーマにした漫画で学べる数学の本。残念ながら私には合わなかった。まず漫画が絵、ストーリーともに合わず入り込めなかった。著者が前書きでとにかく素晴らしい本だから早く買え!と煽るような文章でハードルを激上げした状態でスタートしたのが原因か。肝心の数学パートも坂田氏の参考書の分かりやすさと比べると見劣りするしストーリーを押し付けられなくても豚山中納言等不思議キャラでワクワクさせる坂田氏の参考書と比べてしまうともういいかな…となる。ターゲットはどの辺りの層なのか少し疑問。★★☆☆☆2023/07/22
佐藤一臣
12
注意が必要です。漫画だからと甘く考えていると、全く理解できません。漫画のストーリーはあまり面白くないです。刺激はありません。また、微積の考えや数式は漫画からほぼ独立して説明されています。あと、この微積を理解するのに中学レベルの数学をすでに理解していないと難しいでしょう。複数回読みもしないと頭に入らないです。2019/08/22
まつど@理工
4
なんか経済学的微分積分入門みたい。ちょっと欲張り過ぎか。誰がターゲットの本?メダカレの漫画のほうがよさそう。//でも最終章の偏微分の説明はよくわかったヨ。2013/08/01
凸凹
2
この本の良い点は、専門書ではなくマンガなので、数学が苦手でも、最後まで読み進めることができる点だと思う。他方、よくない点は、数式の説明方法に若干癖がある点だろう。購入した2006年当時において、この本は、最もわかりやすい微積分の入門書だったと思う。それから7年経過した現在、この本よりも良い入門書がおそらく登場しているはず。この本の役割は、終わりつつあるのかもしれない。2013/03/23
neti2
2
第5章のテイラー展開辺りから数式の変化を追えなくなってしまった。要再読。2009/05/28