Excel2000 VBAの魔術師

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  • サイズ B5判/ページ数 260p/高さ 24cm
  • 商品コード 9784274063626
  • NDC分類 007.64
  • Cコード C3055

出版社内容情報

【セールスポイント】
Excelがもっと便利になるマクロが満載!

【発刊の目的と内容】
 ExcelのプログラミングツールであるVBA(Visual Basic for Applications Edition)は、Excel 2000で独自の関数やアプリケーションを作るときの強力なツールとなる。本書は知っていると役立つサンプルを主体にVBAプログラミングを丁寧に解説する。

【購読対象者】
Excelをもっと便利に使うためにVBAを活用したいと考えているユーザー

【付録】
CD-ROM

【詳細目次】
第1章 マクロってなに?

 1.1 はじめに Excelのマクロって?
 1.2 マクロを編集する VBEの基本操作
 1.3 マクロを利用する マクロのいろいろな実行方法
1.4 画面を作る ユーザーフォームの作成
 1.5 マクロの保存方法 マクロの管理と再利用

第2章 セルを使いやすく

 2.1 リストの最下行にデータを追加したい
Endステートメントの活用法  
 2.2 6桁の数字を日付として認識させたい
文字列操作関数を使って数字を分割する   
 2.3 複数のブックを検索するのが面倒くさい
検索機能を自分で作成する   
 2.4 A列とB列のデータを置き換えたい
セルの交換機能を作成する   
 2.5 1行おきに合計する関数ってないの?
ユーザー定義関数を作る   
 2.6 色の付いたセルだけ合計したい
ユーザー定義関数の制限を知る   
 2.7 絶対参照と相対参照を一気に変換したい
RangeオブジェクトのAddressプロパティ   
 2.8 数式がどのセルを参照しているのかわからない
ワークシート分析をマクロで行う   
 2.9 入力位置へアクティブセルを移動するのが面倒くさい
特定のセル範囲にアクティブセルを移動する   
 2.10 「#DIV/O!」って何?マクロでなんとかしたい
エラーの種類をOfficeアシスタントで表示する
  
 2.11 もっと目立つコメントを挿入したい
コメントの枠を自由に設定する   

第3章 シートを改造する
 3.1 「5月3日」という名前の新規シートを挿入したい
  シート追加時にシート名を付ける  
 3.2 「1月」「2月」という1年分のシートを作るのがわずらわしい
シートの追加と繰り返し処理   
 3.3 アクティブシートの直前に新規シートが挿入される
好きな位置に新規シートを挿入する   
 3.4 必要なデータが複数のブックに分散している
複数ブックからシートを移動/コピーする   
 3.5 非表示のシートを一発で再表示させたい
For Eachで全シートを一括操作する   
 3.6 ヘッダーの日付は書式を変えられないの
ヘッダー/フッター仕組みと制御   
 3.7 テキストファイルを開くとシートとして認識されてしまう
文字列操作関数を使って数字を分割する   
 3.8 ドラッグでシートを並べ替えるのが面倒くさい
マクロでシートを並べ替える   
 3.9 縦に長いデータを段組み印刷したい
WordのOLE操作と段組み印刷   
 3.10 使っていないワークシートを一気に削除したい
UsedRangeプロパティを使う   
 3.11 毎回1ページ目だけを印刷したい
専用のボタンをツールバーに配置する   
 3.12 シートを「削除しますか?」と聞かれたくない
さまざまな警告への対応   
   
第4章 ファイル操作で解決する

 4.1 「0012」というデータを読み込むと「12」に変換されてしまう
CSVファイルを開く方法   
 4.2 シートの一部分だけを保存したい
選択した範囲だけを保存する   
 4.3 ファイルの履歴が9個しか表示されない
好きなブックを登録して簡単な開く  
 4.4 操作のログをテキストファイルに保存したい
テキストファイルに書き込むコツ  
 4.5 同名ファイルがあると保存できない
フォルダ内のファイルを調べる  
 4.6 マクロから好きなフォルダを作りたい
フォルダの操作方法  
 4.7 ExcelでCSVファイルを保存する
文字列を「"」で囲んだCSVファイル
 4.8 ExcelでAccessのデータを開く
Accessのデータが送られてきた場合
 4.9 自動実行マクロを抑止させる
自動実行マクロの実行/抑止方法

第5章 ユーザーフォームをカスタマイズする
 5.1 リストボックスで複数のデータを選択する
リストボックスの使い方とMultiSelectプロパティ
  
 5.2 テキストボックス内の文字を選択状態にする
隠れた高機能SelTextプロパティ
 5.3 オプションボタンの状況を調べたい
Controlsコレクションで簡単操作
 5.4 ユーザーフォームでグラフを表示したい
画像形式に出力してから読み込む
 5.5 ユーザーフォーム上でドラッグ&ドロップしたい
複数のイベントを使えば実現可能
 5.6 ユーザーフォームの大きさをドラッグで変更したい
APIとウィンドウハンドル
 5.7 ファイルやフォルダを選択させるユーザーフォームを作りたい
GetOpenFilenameとSHBrowseForFolder
 5.8 ほかのブックのユーザーフォームを表示したい
参照設定とRunメソッド
 5.9 時間がかかる処理のとき、進捗状況を確認したい
「お待ちください」と進捗状況の表示

第6章 Excelの制限をはずす
 6.1 ワークシートのデータを見せたくない
シートの非表示に関するいろいろな問題    
 6.2 関係ないセルを操作させたくない
セルの移動範囲を制限する   
 6.3 セルをコピーさせたくない
ショートカットメニューを制限する   
 6.4 ツールバーの位置を変更させて困る
ツールバーの表示オプション   
 6.5 ユーザーフォームの[×]ボタンを消したい
QueryCloseイベント
 6.6 保存や印刷をさせたくない
ブックの操作を制御する   

内容説明

本書は、実際に使用できるVBAのソースコードをたくさん紹介しています。各章は、Excel VBAの基本である「セルの操作」「シートの操作」「ファイル操作」「ユーザーフォームの操作」に分類しています。また、第6章では「Excelの制限」について解説しました。他のユーザーに操作してもらうブックでは、開発者の予想しない操作によって誤動作を引き起こす可能性もあります。ユーザーフォームの〔×〕ボタンを無効にしたり、ショートカットメニューを非表示にするテクニックは、こうした悩みを解決してくれることでしょう。

目次

第1章 マクロってなに?
第2章 セルを使いやすく
第3章 シートを改造する
第4章 ファイル操作で解決する
第5章 ユーザーフォームをカスタマイズする
第6章 Excelの制限をはずす

著者等紹介

木下裕人[キノシタヒロヒト]
有限会社マクロ屋プロジェクト代表取締役。同社でインターネットを利用した業務仲介事業を展開しつつ、自らも現役プログラマとして活動。1972年生まれ、名古屋市在住
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。