出版社内容情報
【セールスポイント】
未来建築の構想を論じながら快適な住環境、、エネルギー問題などを考える。
【発刊の目的と内容】
“地球環境の保護”は今後、各分野のテクノロジーを論ずるときに、第一に考えなければならないテーマです。
これを前提に、交通などのインフラも含め人が快適に生活できる住環境を追究した結果、導き出された一つの理想が“ハイパータワー”という都市的性格を持つ超々高層建築のコンセプトです。
科学技術をわかりやすく解き明かす「テクノライフ選書」シリーズの中でも、専門分野のテクノロジーを超えて、ときには文明論にまで踏み込んで未来の生活環境を考えます。
【購読対象者】
一般
内容説明
次世代の超々高層建築である「ハイパータワー」は、公的な道路や交通機関、都市インフラなどを組み込んだ、都市全体を立体化した規模とさまざまな機能を複合させた構造物です。本書では、従来の超高層建築からの進化論についてふれながら、ハイパータワーについてのイメージを描いてみました。
目次
1章 ハイパータワーの意味(地球環境時代の建築;都市を包み込んだ構想 ほか)
2章 超高層建築の歴史(超高層建築の起源;“世界最高”の変遷 ほか)
3章 便利さと豊かさを提供する生活環境(三つの“1000”;ハイパータワーの役割 ほか)
4章 空中都市を支える最新テクノロジー(構造システム;エネルギーシステム ほか)
5章 ハイパータワープロジェクト(アジアハイパービルの時代;ハイパータワーのデザインプロセス ほか)