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中国戦線従軍記

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  • サイズ B6判/ページ数 182p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784272520718
  • NDC分類 916
  • Cコード C0021

内容説明

1941年秋、弱冠19歳で少尉に任官し、4年近くにわたって対中国戦争の最前線で小隊長、ついで中隊長として野戦部隊の指揮をとった著者が、中国戦場での日本軍の作戦行動のありさまと兵士・将官たちの日常を生き生きと描く。日本軍事史研究のパイオニアとして数々の業績をあげてきた歴史家が、みずからの戦争体験を初めてつづった待望ひさしい記録。

目次

序節 士官学校へ入るまで
1 華北警備の小・中隊長
2 大陸打通作戦
3 遂〓作戦
4 中国戦線から本土決戦師団へ
終節 歴史家をめざす

著者等紹介

藤原彰[フジワラアキラ]
1922年生まれ。1941年陸軍士官学校卒業。1949年東京大学文学部史学科卒業。1969~86年一橋大学社会学部教授。現在、一橋大学名誉教授。日本近代史専攻
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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Caivs Marivs

3
明治の健軍、日清日露、宇垣軍縮をへた昭和陸軍の中途半端さのツケを払わされた挙句に「どうしてこうなった?」という疑問の追及に一生を捧げた藤原彰先生の体験記。先生は南京事件の研究等で有名だが、ちゃんと教育を受けてこんな経験をしてきたら、そりゃどうしてこうなったといいたくもなることだろう。2013/05/19

だちょう

1
藤原彰先生の中国戦線従軍記。 補給不足による略奪の常態化、補給不足による兵士の栄養失調を起因とする死の多さ、帰国の望みの薄さ、生命の不安による軍紀の乱れ、米軍と比較しての武器装備の劣勢、移動手段の貧弱さに見られる国力の差、軍中央部と現場の感覚の乖離、 などが印象的。2019/08/18

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