内容説明
暴虐の嵐が吹きすさぶ南京で、駐華大使館南京分館の勤務についていたドイツ人外交官たちは、南京城内と近郊で起きた事件についてリアルな報告を刻々と書き送っていた。ラーベ『南京の真実』をもしのぐ貴重な資料が、南京の「その日」を再現する。初めて公開される迫真の現場リポート。
著者等紹介
石田勇治[イシダユウジ]
1957年生まれ。ドイツ現代史専攻。現在、東京大学大学院助教授
笠原十九司[カサハラトクシ]
1944年生まれ。中国近現代史専攻。現在、都留文科大学教授
吉田裕[ヨシダユタカ]
1954年生まれ。日本現代史専攻。現在、一橋大学教授
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