目次
１ 日本軍と慰安所
２ 「慰安婦」の徴募
３ 慰安所の実態
４ 戦争と性暴力
５ 軍慰安所と公娼制度
６ 歴史教育と「慰安婦」問題
７ 「慰安婦」問題と過去の克服
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
がんぞ
8
タイトルに『ウソ』というのは嘘で、せいぜい小林よしのり氏との見解の相違にすぎない。「なぜ５０年以上経ってから言い出したのか（宮沢首相訪韓に合わせて）（済州島で女狩りをしたという「吉田証言」を朝日新聞植村記者が裏付けを得たと捏造報道したから朝鮮人には事実として定着した）」「元売春婦の回復されるべき『名誉』とは何か？（戦後、彼女らを敵である｛事実歪曲｝日本兵に身を売った、と蔑んできた照れ隠しである）」答えていない。吉見は「吉田証言は嘘だった」「２０万という数字はやや多すぎ」と逃げ腰だが、言いがかりに利用され‥2016/06/04
そーすけ
3
8*2020/01/13
Takao
1
１９９７年６月の発行。久しぶりの再読。９７年といえば、中学校歴史教科書に「従軍慰安婦」が記述された年。それから１７年も経ったことになる。その教科書で学んだ世代は、いま３０代、ということになるだろうか。2014/12/20
J_L_B_459
1
「ネットで真実君」防止のためには丸々一時間当てるぐらいでちょうどよい（本文にそんな記載は見当たらないが）。ついでに言うと、歴史教育は近現代史がおろそかになりがちなので、むしろ開国前後から詳しくやった方がいいのではないかと思っている。2013/12/28
くーぱー
1
「慰安婦問題」における「強制はあった派」の筆者でも、吉田清二証言が出鱈目であることを認めているのが興味深い。川田氏はフェミニズム視点で、なんでもかんでも女性が被害者という立場を崩していないが、歴史上の事象を評価するにはバイアスが掛かり過ぎに思う。あと中学生に授業で丸々一時間慰安婦問題に充ててることを自慢してる教師が出てきて、マジキチすぎて引く。2012/10/02
