目次
はじめに 私はいかにしてアルベルト・アインシュタインに出会わなかったか
第1章 若きアインシュタイン
第2章 奇跡の年
第3章 量子の不思議な物語
第4章 アインシュタイン教授の生涯でもっともうまい考え
第5章 アインシュタインの宇宙論
第6章 量子のもっと不思議な物語
第7章 マーサー・ストリート一一二番地
第8章 アインシュタインの遺産
おわりに 私はいかにしてアインシュタインに会ったか
著者等紹介
ギンガリッチ,オーウェン[ギンガリッチ,オーウェン][Gingerich,Owen]
ハーヴァード大学教授(天文学・科学史)。スミソニアン天文物理観測所上級名誉天文学者。2006年夏のIAU(国際天文学連合)惑星定義委員会では議長を務めた
バーンスタイン,ジェレミー[バーンスタイン,ジェレミー][Bernstein,Jeremy]
スティーブンス工科大学教授(物理学)。雑誌「ニューヨーカー」の科学ライターも長く務めた。ポピュラー・サイエンスの著書も多く、アインシュタイの伝記『アルバート・アインシュタイン』は「National Book Award(全米図書賞)」ノミネート
林大[ハヤシマサル]
1967年生まれ。翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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tom
21
二回読む。二回読んだら、それなりに頭に入った。今年になって量子物理学関係の入門書を読んでいるのだけど、用語に慣れてきたためか、理解できる部分が増えてきた。軟化頭でも、繰り返し読んでると、頭に入ってくる。これはすごいと、ちょっとほくそ笑む。アインシュタインは、ブラウン運動から原子の存在を証明した人だった。複雑怪奇な量子物理学の方向性に納得できず、「神はサイコロをふらない」をキャッチフレーズにして、シンプルな理論を求めて研究を続けた。延々と考え続ける生活、きっと「退屈」はなかったのだろうと思いながら読了。2024/04/25
御餅田 もちこ
3
(メモ)アインシュタインの伝記。ということで、相対性理論の話が多くを占める。直感的に理解できない部分が多く、難しかった。想像で得た事実をロジックで受け入れられるってすごいな。半分くらいしか読めなかった。2020/06/21
るる
0
アインシュタインはチャーミングでユーモラスな人物のようなイメージがあり、今まで読んだことない伝記分野に手をつけるならこの人だと思っていた。ただ、この本ではアインシュタインがどんな理論を考えたのかという物理学的な話しが多く、半分も分からなかった。 でも、「神は老獪だが、意地悪ではない」という言葉に、世界を信じている気持ちが表れている。ただの天才だと思っていたが、苦悩もするし、世界を大事にしている。ただ、自分がやりたいことをやってただけなんだ。2015/10/26