内容説明
現代イスラエルを代表する作家が、「自分こそが正しい」という姿勢にひそむ罠を指摘し、想像力とユーモアによる「共生の作法」を提案する。
目次
狂信者への処方箋
正義と正義のぶつかりあい
他者を想像する―アモス・オズへのインタビュー
著者等紹介
オズ,アモス[オズ,アモス][Oz,Amos]
1939年エルサレム生まれ。現代イスラエルを代表する作家。14歳で家を出てキブツ(農業共同体)に入り、そこで働くかたわら創作をはじめる。短篇集『ジャッカルが吠えるところ』(1965年)でデビュー。包囲状態のエルサレムを舞台にした長篇小説『わたしのミハエル』(1968年)で世界的に有名になる。イスラエルの平和運動団体「シャローム・アクシャヴ(今こそ平和を)」の創設メンバーとして長年平和活動にとりくみ、中東をめぐる社会評論でも国際的に知られる
村田靖子[ムラタヤスコ]
東京女子大学哲学科。東京都立大学大学院博士課程。弘前大学助教授をへて、現在、東邦大学教授。英文学、ヘブライ文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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