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リキッド・ライフ―現代における生の諸相

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  • サイズ B6判/ページ数 264,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784272430741
  • NDC分類 361
  • Cコード C0010

出版社内容情報

現代を生きるとはどういうことか。バウマン社会学のエッセンスを散りばめ、エッセイ風に洞察。

内容説明

廃棄に怯えつつ、個性を求める現代人。消費の永久運動に組み込まれたわれわれは、そのなかでどう生きるのか?現代に潜む悲惨と希望への社会学的洞察。

目次

序論 リキッド・モダン・ワールドを生きるということ
第1章 個人―集中砲火の中で
第2章 殉教者から英雄へ、英雄から売れっ子へ
第3章 文化―この御しがたきもの
第4章 パンドラの箱に庇護を求めて―恐れ・セキュリティ・都市
第5章 リキッド・モダン社会の消費者
第6章 流砂の歩き方を学ぶ
第7章 暗い時代に思考すること(アレントとアドルノを再び訪ねて)

著者等紹介

バウマン,ジグムント[バウマン,ジグムント][Bauman,Zygmunt]
1925年ポーランド生まれ。リーズ大学・ワルシャワ大学名誉教授。現代ヨーロッパにおいてもっとも大きな影響力をもつ社会学者の一人

長谷川啓介[ハセガワケイスケ]
一橋大学大学院社会学研究科博士後期課程単位取得退学。江戸川大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

takao

2
ふむ2022/11/24

Skeltia_vergber

0
ソリッド(固体的)からリキッド(液体的・流動的)へ。生産と労働の倫理から消費の美学へ。現代社会の刹那的な消費とそれによるさまざまな廃棄物、それらを踏まえた上での希望を語る本。『リキッド・モダニティ』と『廃棄される生』を読んだ前提があった分、バウマンのエッセー的な現代診察を素直に読めたかも。2009/11/25

hika

0
グローバル化、消費主義によって液状化する現代社会について、広範な論点から概観を示す。社会の有り様の認識としては真っ当だと思うが、その歴史的な考察がもっと必要ではと思ってしまう。そして、金融危機後のグローバル化への国家の新たな介入の形(近代的国民国家ではないものとして)の考察が必要だと「今」読了して感じた。2009/05/22

抹茶ケーキ

0
リキッドな社会では、それに合わせて生活のあり方もリキッドになる。その兆候を消費主義、市場、教育、アイデンティティなどの観点から記述。バウマンの本ってどれを読んでも似たようなことを書いている印象が強い。2018/01/07

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