内容説明
人間の知能観をぬりかえる衝撃の書。サルの仲間をはじめ動物たちの行動を広く観察し、あらためて「考えるとは何か?」「模倣とは?」と問いかけ、心理学に進化論を導入しようとする大胆な挑戦。「動物が群れでの生活を生きぬくために、仲間をつくったりだましあったりするなかで、知能がはぐくまれた」という「マキャヴェリ的知能説」で、学界に大旋風をまきおこしたバーン博士。その博士が一般読者を対象に、知能の進化を体系的に論じた本書は、1997年度イギリス心理学会ジ・イヤー・ブック賞を受賞した。
目次
第1部 課題に立ち向かう手だて
第2部 学習と模倣の見方の転換
第3部 洞察
第4部 進化における原因と結果
感想・レビュー
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