内容説明
大人が見る目を変えれば子どもは輝く!古代から現代まで。子どもへの“まなざし”の変遷をたどる画期的な試み。日本人のしなやかな子ども観は、どう変わったか。危機的な子ども状況を「子ども学」で解く。
目次
第1章 「子ども学」とは何か?(「子ども学」の誕生;「子ども」とはだれか? ほか)
第2章 子ども社会の歴史(古代社会の子どもと暮らし;万葉集に見る律令制度下の子ども ほか)
第3章 近代子ども観の変遷(学制公布と学校教育の普及;国家主導による学校行事の徹底 ほか)
第4章 現代子ども社会の変容(戦後児童文学の出発点から;戦後民主主義と子ども雑誌 ほか)
第5章 子ども学で現在を読む(メディアの中の子ども;幼児の美意識と想像力 ほか)
著者等紹介
野上暁[ノガミアキラ]
1943年生まれ。評論家、作家。子ども雑誌、児童図書、一般図書の編集にかかわる。白百合女子大学・大学院講師、東京成徳大学子ども学部講師。児童文学学会会員、日本ペンクラブ会員、白百合女子大学児童文化センター客員研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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