新自由主義教育改革―その理論・実態と対抗軸

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  • サイズ A5判/ページ数 323p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784272411917
  • NDC分類 373
  • Cコード C0037

内容説明

競争と市場化の果てにあるものは。格差を拡大し、子どもを追いつめる「教育改革」の全体像に迫る。

目次

序論 新自由主義教育改革研究の到達点と課題
第1部 問題の所在と理論(ポスト・フォーディズムと教育改革―資本主義史の第三段階と新自由主義の歴史的位置;新自由主義教育政策を基礎づける理論の展開とその全体像)
第2部 日本における改革の現実(新自由主義教育改革が先行する東京都;足立区教育改革の構造と問題―学力向上施策に着目して ほか)
第3部 各国における展開(アメリカにおける新自由主義教育改革の展開―政府間関係の変容に焦点を合わせて;米国ニューヨーク市における教育行政制度改革分析―メイヨラル・コントロールの法構造 ほか)
第4部 対抗軸の検討(「学力」と「人間像」―新しい学力管理システムとどうたたかうか;新自由主義に対抗する教育の公共性とは何か ほか)

著者等紹介

佐貫浩[サヌキヒロシ]
1946年生まれ、法政大学キャリアデザイン学部教授、教育基本法改正情報センター代表

世取山洋介[ヨトリヤマヨウスケ]
1962年生まれ。新潟大学教育人間科学部准教授、教育基本法改正情報センター事務局、DCI日本支部事務局長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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