内容説明
時間の使い方、道具の整理、ひらがなや漢字を書く方法、友だちとのつきあい方など、子どもたちにわかるような具体的な方法とアドバイスを掲載。LDの子どもを支援する親や教師にも役立ちます。
目次
第1章 学校生活をらくにする方法(ちゃんと整理ができるようになろう;勉強がわかるようになる6つの方法;人とはちがうやり方で勉強しよう ほか)
第2章 もっとわかる勉強の方法(もっと読めるようになる10の方法;もっとひらがなが書けるようになる10の方法;もっと漢字を読んだり、書いたりできるようになる7つの方法 ほか)
第3章 友だちとたのしくすごす方法(みんなとなかよくしよう;自分の気もちや考えをはっきりつたえよう;友だちとの衝突をなくそう ほか)
著者等紹介
カミングス,ローダ[カミングス,ローダ][Cummings,Rhoda]
大学で特殊教育の勉強をし、ネバダ大学で教えている。その前は、中学校の英語と社会科の先生だった
フィッシャー,ゲーリー[フィッシャー,ゲーリー][Fisher,Gary]
心理学者。大学でLDについて勉強し、ネバダ大学で教えている。また、学校のカウンセラーに、LDの子どもについて教えている
上田勢子[ウエダセイコ]
AM‐USA
上野一彦[ウエノカズヒコ]
東京学芸大学副学長、日本LD学会会長
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
もちもち
1
LDの子のために書かれたこの本には、興味深い勉強方法がたくさん載せられている。算数の勉強方法など、なるほどそうかと思えるものだった。ひらがなや漢字についても、わかりやすく"捉え方"を示している。最後にまとめられたLDの子たちが起こした事件の例には少々過激なものが載っており、扱いが難しいものだと感じた。しかし実際にLDの子にとって、共感して自己注意喚起を促すためには、良いことなのかもしれない。凶暴な衝動性というものを自身で知っている子にとっては、なるほどそうかと自戒に至る切っ掛けになるだろう。2012/05/21
ちーず
0
整理ができるようになれば、勉強がもっとできるようになる、まずは勉強の道具、やらなければいけないことの整理、時間の整理。2021/09/28