子どもの虐待防止最前線

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  • サイズ A5判/ページ数 219p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784272411306
  • NDC分類 369.4
  • Cコード C0037

内容説明

本書は、これまでの虐待防止のマニュアル本とは違い、多くの職種の人たちが、みずからの経験を率直に語っている。とかくハウツーが盛り込まれた本が氾濫するなかで、本書は単なる方法論に傾かないよう、個別の経験を最大限重視し、同時に虐待問題が提示する現代社会へのメッセージをできうるかぎり盛り込んだ。

目次

1 虐待をどう把握するか(報告(子どもの虐待防止センターの現場から;保健センターのとりくみから)
討論)
2 虐待の原因とケア(報告(アダルト・チルドレンと虐待問題;児童相談所の現場から)
討論)
3 虐待防止法と現場の課題(報告(ケアの充実が急務;児童虐待防止法の課題と問題点)
討論)

著者等紹介

信田さよ子[ノブタサヨコ]
1946年、岐阜県生。69年、お茶の水女子大学文教育学部哲学科卒業、73年、同大学院修士課程(児童学)修了。95年より原宿カウンセリングセンター所長。臨床心理士
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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すずめ

0
当時(2000年)の状況がよくわかる。が、あんまり今と変わってないのかもしれない。ネットワーク構築、現場の人手不足… 親へのケア、子供のケア… 「愛情を持つことと虐待することは矛盾しない」って、もっと広がるといいと思う。それだけ、人としてのありかたや、他人との関わりかたが問われるのが子育てなんだよね…、きっと。2012/05/21

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