内容説明
なんのため?副反応は?予防接種の過去・現在・未来。
目次
1 予防接種ことはじめ(一度かかればだいじょうぶ;天然痘との戦い;わが子を実験台?ジェンナーの真実 ほか)
2 日本の予防接種事情(予防接種はなんのため?定期予防接種について;定期予防接種で決められている予防接種;定期予防接種の実際 ほか)
3 日本における予防接種の諸問題(日本の予防接種の現状から;世界の予防接種と日本の予防接種;同時接種を受けられない! ほか)
著者等紹介
金子光延[カネコミツノブ]
1960年生まれ。小児科医。産業医科大学医学部卒。産業医科大学病院・聖マリア病院・静岡赤十字病院を経て、2002年にかねこクリニック(川崎市)を開院(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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パズル
8
予防接種の歴史と、その必要性がわかります。1960年のポリオの流行を知り、今は根絶に向かっている事に安堵しました。一昨年から不活化に変更されたのは、その影響なのですね。いくつか自分用にメモを残しました。2014/11/05
YURI
1
これは予防接種の考え方が曖昧だった私にとって、本当に感動した本でした。ポリオの歴史のあたりは涙ぐんでしまいました。受けなくても問題ないでしょ?と否定する風潮をバッサリ否定している一冊です。海外のワクチンについてももっと知りたくなりました。2015/07/06