子育てと健康シリーズ<br> このままでいいのか、超早期教育

子育てと健康シリーズ
このままでいいのか、超早期教育

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  • サイズ A5判/ページ数 108p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784272403011
  • NDC分類 376.1
  • Cコード C0337

内容説明

1歳11カ月で教科書を読み2歳半で日記を書く。その可能性と危うさを問う。

目次

1 広がる超早期教育ブーム
2 脳のしくみと超早期教育
3 現代の子育て意識と超早期教育
4 超早期教育をめぐる検討課題

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

katoyann

24
0歳児から1歳児半にかけて読み聞かせをしたり、漢字を覚えさせたりする教育を超早期教育として、その弊害を考察した内容である。胎教を含めた超早期教育の効果については出版時点(1993年)では定まった研究知見が示されていないとする。超早期教育で懸念されることは、情動の働きが抑圧されることであるという。また、大人の顔色を伺って答えを出すコミュニケーションを続けていくと、当然のことながら主体性がスポイルされていく。問題提起の本として面白く読めた。2024/05/03

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