出版社内容情報
南ドイツの小さな町の反原発運動が、ドイツ屈指の自然エネルギー電力会社を生んだ。フクシマ以後の日本の進路を照らす希望の物語。
【著者紹介】
ジャーナリスト。地方紙記者を経て1996年よりドイツ・ハノーファー在住。州立ハノーファー大学で社会学修士号取得。「オルタナ」「WEB RONZA」「クーヨン」ほか多くの媒体でドイツの生活事情や環境、労働問題について執筆している。共著に『ニッポンの評判』『「お手本の国」のウソ』(ともに新潮新書)。本書が初の単著となる。
内容説明
送電線?買えばいいじゃない。チェルノブイリの危機が親たちを動かした。小さな街の脱原発運動から、電力の地域独占をやぶりドイツ有数の自然エネルギー電力会社に。フクシマ以後の日本の未来を照らす希望のストーリー。
目次
第1章 福島原発の事故とドイツへの影響(チェルノブイリ原発事故から25年;国民が望んだ脱原発 ほか)
第2章 市民運動から電力会社設立へ(きっかけはチェルノブイリ原発の事故;自分たちの手で原子力のない社会を ほか)
第3章 シェーナウ電力会社のめざすもの(「人間的で、持続可能で、環境への負担が少ない」社会的企業;電力調達先と顧客 ほか)
第4章 市民参加こそ脱原発への道―ウルズラ・スラーデクさんへのインタビュー
第5章 ドイツのエネルギー政策と反原発運動(再初は歓迎された新エネルギー;電力市場の自由化により発電・送電・小売が分離 ほか)
著者等紹介
田口理穂[タグチリホ]
ジャーナリスト、ドイツ語通訳。地方紙記者を経て1996年よりドイツ・ハノーファー在住。州立ハノーファー大学社会学修士。「オルタナ」「クーヨン」「WEB RONZA」などさまざまな媒体でドイツの環境や社会情勢について執筆。エコツアーや視察のコーディネートもおこなう(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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樋口佳之
kaizen@名古屋de朝活読書会
おおにし
井上岳一
ごはんりれー