市民がつくった電力会社―ドイツ・シェーナウの草の根エネルギー革命

個数:

市民がつくった電力会社―ドイツ・シェーナウの草の根エネルギー革命

  • 提携先に2冊在庫がございます。(2024年05月07日 08時19分現在)
    通常、5~7日程度で出荷されます。
    ※納期遅延や、在庫切れで解約させていただく場合もございます。
    ※1回のご注文は10冊までとなります
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    通常、5~7日程度で出荷されます。

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 223p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784272330768
  • NDC分類 540.923
  • Cコード C0036

出版社内容情報

南ドイツの小さな町の反原発運動が、ドイツ屈指の自然エネルギー電力会社を生んだ。フクシマ以後の日本の進路を照らす希望の物語。

【著者紹介】
ジャーナリスト。地方紙記者を経て1996年よりドイツ・ハノーファー在住。州立ハノーファー大学で社会学修士号取得。「オルタナ」「WEB RONZA」「クーヨン」ほか多くの媒体でドイツの生活事情や環境、労働問題について執筆している。共著に『ニッポンの評判』『「お手本の国」のウソ』(ともに新潮新書)。本書が初の単著となる。

内容説明

送電線?買えばいいじゃない。チェルノブイリの危機が親たちを動かした。小さな街の脱原発運動から、電力の地域独占をやぶりドイツ有数の自然エネルギー電力会社に。フクシマ以後の日本の未来を照らす希望のストーリー。

目次

第1章 福島原発の事故とドイツへの影響(チェルノブイリ原発事故から25年;国民が望んだ脱原発 ほか)
第2章 市民運動から電力会社設立へ(きっかけはチェルノブイリ原発の事故;自分たちの手で原子力のない社会を ほか)
第3章 シェーナウ電力会社のめざすもの(「人間的で、持続可能で、環境への負担が少ない」社会的企業;電力調達先と顧客 ほか)
第4章 市民参加こそ脱原発への道―ウルズラ・スラーデクさんへのインタビュー
第5章 ドイツのエネルギー政策と反原発運動(再初は歓迎された新エネルギー;電力市場の自由化により発電・送電・小売が分離 ほか)

著者等紹介

田口理穂[タグチリホ]
ジャーナリスト、ドイツ語通訳。地方紙記者を経て1996年よりドイツ・ハノーファー在住。州立ハノーファー大学社会学修士。「オルタナ」「クーヨン」「WEB RONZA」などさまざまな媒体でドイツの環境や社会情勢について執筆。エコツアーや視察のコーディネートもおこなう(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

樋口佳之

25
納得のいかない状況に反対すると共にオルタナティブを作り出していく活動は楽しくなくては続かないし、いろんなあっても実際楽しいもの。ただ、そうした活動に係われるのは、時間的経済的にある程度余裕が無いと困難で、今はなかなか難しい時代(家族が夕食に揃わないとかワンオペ育児中とかでは夜な夜な集まってミーティングとか不可能)。その意味でタイトルの「市民」の意味は深いと感じました。2018/10/20

kaizen@名古屋de朝活読書会

7
原子力に反対する100個の十分な理由の日本語訳の紹介がある。 原子力発電に反対するだけでは、原子力発電の廃止が実現しないことから、電力会社を運営する。 技術立国のドイツだからできることなのかもしれない。2013/04/10

おおにし

6
人口2500人のドイツの田舎町シェーナウで始まった送電線買い取り会社設立運動は、数億円に上る買取り費用をみごと捻出し10年で会社設立を果たした。市民がこのような草の根活動を始めたきっかけは1986年のチェルノブイリ原発事故であった。日本でも福島原発事故以降、発送電分離の動きが出てきているが、シェーナウのように市民による電力会社をつくることができたらどんなに素晴らしいかと思う。2012/10/13

井上岳一

2
ドイツの人口2500人の田舎町の市民が、原発に頼らない電力を自ら供給するために立ち上げた会社「シェーナウ電力」をレポートするノンフィクション。市民運動のあり方、エネルギーシステムのあり方、そして、「自治」を基盤とした社会のあり方、について考えさせてくれる好著。おすすめ。2014/05/11

ごはんりれー

0
ウルズラ・スラーデクさんのインタビューは、何度も読み直したい。2014/09/29

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/5282603
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。