出版社内容情報
大震災とオーム事件、就職氷河期と「新時代の日本的経営」戦後50年と「ゴーマニズム宣言」・・私たちはまだ<1995年>の問題圏の内にある。サブカルチャーから政治・経済までを各方面で活躍する5人のが編者と迫る。
内容説明
“失われた”ものは何か。若者たちの生の困難を洞察する社会哲学者と、声を上げはじめた新世代。対論を通じて迫る“1995年”のリアル。
目次
序論 1995年から始まる(中西新太郎)
対論1 生きづらさと1995年(雨宮処凛;中西新太郎)
対論2 戦後・宗教・ナショナリズム(中島岳志;中西新太郎)
対論3 「構造改革」と貧困(湯浅誠;中西新太郎)
対論4 家族・不登校・女性労働(栗田隆子;中西新太郎)
対論5 サブカルチャーと批評(杉田俊介;中西新太郎)
対論を終えて(中西新太郎)
著者等紹介
中西新太郎[ナカニシシンタロウ]
1948年生まれ、横浜市立大学教授。社会哲学、現代日本社会論。2004年~07年、季刊『前夜』編集委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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