内容説明
自然のリサイクルにはなくてはならない、ミミズの知られざる素顔。
目次
だからミミズはきらわれる
ほんとうに「はれる」の?―ミミズおしっこ論争
意外なところで人気者
動物のなかまでは陸上一番のり
土中生活に最適のからだ
世界中で元気に繁殖!
ミミズは土を食べている
ミミズは最強のトラクター
自然界のリサイクルをすすめる
「食われっぱなし」の生きざま
そしてミミズは美しい!
意外に子ぼんのうで賢い
ミミズの超能力
ミミズとハイテク技術
ミミズがつくるふしぎな物質
貴重なミミズの遺伝情報
ミミズにも流れ赤い血
もしもミミズがいなくなったら
著者等紹介
中村方子[ナカムラマサコ]
1930年東京生。お茶の水女子大学理学部動物学科卒。理学博士(東京都立大学)。東京都立大学理学部助手、中央大学経済学部教授(生命科学担当)を経て、中央大学名誉教授
山村紳一郎[ヤマムラシンイチロウ]
1956年生。サイエンスライター。科学館の展示企画やイベント企画も手がける。現在、和光大学非常勤講師
皆越ようせい[ミナゴシヨウセイ]
日本写真家協会会員、日本自然科学写真協会会員、日本土壌動物学会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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みーまりぽん
9
一般の科学書コーナーにあったので、ふと手にとって読んじゃいましたが、装幀やコンパクトさからいくと児童書コーナーでいいような。。 ミミズの良さをスッキリとまとめてあって、「おぉ!」っと目に焼き付く唇写真もあって、愉しく読了です(^-^)ノ2016/05/21
Uzundk
7
書いた人のミミズ好きがよく分かる本。ミミズ沼に引きずり込むような本では無いが、少なくとも何気ない土塊が草木を育てるのではなく、真に植物が育つ土を作るのはミミズであることを伝える本。2016/07/01
まげりん
4
次女の自由研究の参考図書として。科学の本なのに横書きにびびる。(冷静に考えるとなぜびびったのだろう?)小学生向けの本だけ合ってわかりやすい。2016/08/09
にゃおん
4
見た目で毛嫌いしていました。ミミズさん、ごめんなさい!2012/08/28
銀鈴
3
ミミズ。うちの方言でいえば「めめぞ」。彼らの秘密が満載です。「もやしもん」を読んで菌が可愛く思えるように、これを読めばミミズが可愛く思えるようになる…かも…、もしかしたら…。読む価値アリの一冊です。ミミズの唇(!)の写真を是非見て! そして驚きを共有しよう!2014/02/20