出版社内容情報
水俣で医療活動を行ってきた板井医師が、水俣の女性たちの膨大な調査にもとづき、有機水銀による胎内汚染の真実を追究した記録
内容説明
有機水銀による胎内汚染の真実を追究した、女性医師の衝撃の記録。
目次
第1章 生まれ得なかったいのちの記憶(水俣で医療活動の第一歩を;医師として母として ほか)
第2章 胎児からのメッセージを伝えて(真実を母親たちのもとに;有機水銀はこうして胎盤を通過した ほか)
第3章 環境行政は何をやってきたのか(国民の目が届かないところで;役人たちは何を恐れたのか ほか)
第4章 科学者の良心にかけて(自然界でメチル化する水銀;世界中の水銀汚染の現場から ほか)
第5章 いのちを受け継ぐものたちに(生き方を問う水俣訪問;胎児性水俣病患者たちはいま ほか)
著者等紹介
矢吹紀人[ヤブキトシヒト]
1953年生まれ。慶応義塾大学経済学部卒業。ルポライターとして医療・福祉、農業・食分野を中心に多数のメディアで活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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