出版社内容情報
著者は「ピースボート」の共同代表。紛争地から国連本部まで世界を駆け巡り、非暴力による平和構築に取り組みながら、平和を願う人々と重ねた対話から生まれた体験的平和論。
内容説明
憲法9条こそ、最大の安全保障メカニズムである―世界を駆けめぐり、国際的な紛争予防ネットワークによる平和構築に取り組む著者が見いだした非暴力・平和の論理。
目次
第1章 いま、NGOだからできること(NGOが「地球サミット」でブレイク;国を超えた存在としてのNGO ほか)
第2章 「丸腰」の安全保障(人道支援は「日本の常識」ではできない;「もっとも汚い戦争」 ほか)
第3章 軍隊とカネの深い関係(軍隊を市民社会に取り戻す;オーナーシップとコスト意識 ほか)
第4章 9条をめぐる対話(九条を見るアジアのまなざし;九条は反日ナショナリズム防止装置 ほか)
第5章 市民による平和構築の道(北方領土をめぐる九条的平和構築;一日も早く日ロ平和条約を ほか)
著者等紹介
吉岡達也[ヨシオカタツヤ]
1960年大阪生まれ、ピースボート共同代表。国際交流NGOピースボートの1983年創設時からのメンバー。地雷撤去支援、イラク人質救援、「世界同時9条意見広告」など多くの人道支援や平和関連キャンペーンを立ち上げるとともに、キューバ、北朝鮮、イラク、アフガニスタン、パレスチナ、カンボジア、コソボ、コスタリカなど世界80カ国以上を訪問。紛争予防国際ネットワーク「GPPAC」の東北アジア地域代表で国際運営委員。2007年の国連総会にNGO代表の一人として公式出席。2008年5月に開かれる「9条世界会議」の共同代表でもある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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