内容説明
アジアを、今、大づかみにつかむ。原点をさぐるエッセイ+フォト。
目次
三つの世紀共存するベトナム―解放二十五周年消えた「惨」
不屈な「南」のニワトリたち―独立後は「下からの力」に
カンボジアに自由とゆとり―「革命」の傷消すにぎわい
武力で強制できぬ主義主張―元指揮官の言葉に説得力
自由で謙虚なベトナムの自信―発展の土台、平和を手に
インドIT革命の裏に貧困―先端都市は大海の孤島
闊歩する「インド英語」支配―かたち変えた西欧帝国主義か
「亜世界」としてのインド―大波受ける「社会主義国」
イラン非暴力革命の自信と疲れ―二十一年ぶりの訪問の印象二論
イラン革命と「ヨーロッパ」―「自らの価値」に得た自信〔ほか〕