内容説明
イラク派兵を強行した日本の軍事大国化を食い止めるため、いかなるオルタナティブな構想を持つべきか!平和世界を実現するための対抗構想、思想、担い手の検討。
目次
総論(鼎談) 新たな大国への道と世界平和―平和主義の原点と現在・未来
第1章 積極的平和?
第2章 新福祉国家建設と平和構想―「大砲かバターか」の現代的選択
第3章 二一世紀世界の中での沖縄―世界平和に向けての可能性
第4章 平和秩序形成に向けての国連
第5章 女の平和―犠牲者から変革の主体へ
第6章 反戦平和・反新自由主義的グローバリズムの「グローバル」な運動
著者等紹介
和田進[ワダススム]
1948年生まれ。神戸大学発達科学部教授、平和論・憲法学
渡辺治[ワタナベオサム]
1947年生まれ。一橋大学大学院社会学研究科教授、政治学
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