内容説明
「昇給のためには朝早く出社すべきでしょうか、夜遅く退社すべきでしょうか？」「彼とセックスをしていて演技することがあります。いけないことでしょうか？」「食べ放題のビュッフェで、食べる喜びを最適化するペース配分は？」誰にもある悩みや疑問を最新の経済理論でスッキリ解決！フィナンシャル・タイムズ紙の超人気コラムを精選して収録。
目次
はじめに―経済学はあなたをもっと幸せにできるのか
若い愛人をつなぎとめるお値段は？―愛情・恋愛編
早い出社と遅い退社、どちらが得か―仕事・学校・お金編
トイレの便座に関する効率的なルール―家庭生活編
ワインの手みやげの最適戦略―グルメ・娯楽編
お金は諸悪の根源か―その他のお悩み編
著者等紹介
ハーフォード，ティム［ハーフォード，ティム］［Ｈａｒｆｏｒｄ，Ｔｉｍ］
オックスフォード大学修士課程修了。シェル、世界銀行勤務、オックスフォード大学講師を経て、フィナンシャル・タイムズ紙編集委員を務める。フィナンシャル・タイムズ・マガジン誌で、人気連載コラム「ディア・エコノミスト」を担当するほか、日常の裏側にある経済学を解き明かすコラム「Ｔｈｅ Ｕｎｄｅｒｃｏｖｅｒ Ｅｃｏｎｏｍｉｓｔ」も連載している。ＢＢＣのテレビとラジオにもレギュラー出演。２００６年にバスティアット賞経済ジャーナリスト部門を受賞
遠藤真美［エンドウマサミ］
翻訳家（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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こうじ
3
経済学っぽくない日常の様々な悩みに、フィナンシャル・タイムズ紙の編集委員でもある経済学者の著者が、ユーモアを交えて経済学の理論や論文など引用して答えるもの。ものすごく真剣に捉える内容ではないけど、世の中の経済学者は想像もつかないことを研究していて驚いた。著者の回答の方向性も変化球あり、正面突破ありで、回答の論理（屁理屈？）のつくりかたを楽しく読めました。2017/04/26
Aoki GO
0
悪の根源がお金ではなく、お金の根源が悪という言葉には納得。2012/04/02
ryooyr
0
数行のお悩み相談に、経済学者が2ページで答える形式。気軽に読め、回答に使われる理論名やそれを作った学者名が書いてあるので、詳しく知りたければ別の本を探すのも簡単。毒のある面白いオチが多く、土屋賢二のエッセイを思い出す。「駐車場ではバックで車を入れるべきか？」という質問とその答えに一番興味を惹かれた。2011/08/01
