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日高敏隆選集〈1〉チョウはなぜ飛ぶか

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  • サイズ B6判/ページ数 207p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784270002896
  • NDC分類 480.8
  • Cコード C0045

内容説明

少年、日高敏隆が小学生のときに気づいたチョウの「習性」を研究者・日高敏隆が20年の時を経て解き明かす。第30回毎日出版文化賞受賞作品が復刊。

目次

第1部 チョウの飛ぶ道(芽ばえた疑問;新しい観察仲間;観察への再スタート;夏のチョウ道は春とはちがっていた;大学の農場で;チョウ道をもつチョウと、もたないチョウ)
第2部 オスとメス(オスはメスをどうしてみつけるか―モンシロチョウ;アゲハチョウの場合;オスをひきつける縞模様;ストラアイプ・モデル;かぎになる刺激はなにか)
第3部 色とにおいの意味(オスとメスの区別はどうしてつけるのだろう;緑色のもつ意味;産卵のめじるし)

著者等紹介

日高敏隆[ヒダカトシタカ]
1930年東京生まれ。東京大学理学部動物学科卒業。東京農工大学農学部教授、京都大学理学部教授、同理学部長、滋賀県立大学初代学長、大学共同利用機関法人人間文化研究機構総合地球環境学研究所初代所長を歴任。1982年、日本動物行動学会設立、長く会長を務める。著書、訳書多数。京都大学名誉教授。『チョウはなぜ飛ぶか』で第30回毎日出版文化賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

せろり

8
いや、面白かったし感動物でした。子供の頃この本に出会ったら昆虫学目指したかも知れない。日本のファーブルですね!蝶道、なんて素敵なんだ。2014/06/07

林克也

4
研究するって、いいなあ。 日髙敏隆さんの研究室で卒論を書いた女性、山下さん、樋渡さん、白水さんたち、今は孫が大学生ぐらいだろうか?その孫に、おばあちゃんは大学でこんな研究していたんだよ、なんて話をしているのかなあ。 チョウのオスはメスを探して交尾することが人生?の全てなんだ。いいなあ。メスを見つける方法に種ごとの違いはあるが、そのことを考えたり作戦を練って頭を悩ますこともない。重ね重ね、いいなあ。 でも、チョウにも同性にしか興味を示さない個体がいてもいいと思うが、どうなんだろう。 2020/04/07

茶器

3
子どもの頃の庭で得た原体験が研究の核になる。『チョウ道』とても身近でうつくしい言葉をひとつ覚えました。日陰ひなたのコントラストがはっきりしてくる初夏読むにはうってつけの本。2018/06/13

takejin

1
蝶道。世界で初めて、チョウの道を見つけた話。研究って、面白い。2008/06/10

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