内容説明
著者デイヴィッドと彼のカメラ(それからデイヴィッドの飼い犬ランプ)は、家族の一員だった。ピカソはヴェラスケスの傑作『ラス・メニーナス』に触発され、怒涛のごとく描いた45枚の絵の前景として、無表情な猟犬をランプのいきいきとした姿に描き換えた。本書では、その中の14枚の絵をフルカラーで収録するとともに、ダンカンが撮影した、ピカソとランプの親密で印象的なモノクロ写真を載せている。
著者等紹介
ダンカン,デイヴィッド・ダグラス[ダンカン,デイヴィッドダグラス]
“Picasso’s Picasso”、“Picasso and Jacqueline”、“Goodbye Picasso”をはじめ、20冊以上の本を出版している、伝説的写真家。第二次世界大戦中には米国の海兵隊カメラマンとして現地に赴き、また朝鮮戦争、ベトナム戦争では雑誌『ライフ』の専属カメラマンとして活躍し、世界的に高い評価を得た。現在は南フランスのカステララ・ル・ヴィユーで、妻のシーラと暮らしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ミエル
14
何度目の再読か忘れるほど眺める写真集。全知の芸術家は大きな孤独をいやす愛犬ランプ、優しさがほしくなって読み返した。2016/12/28
yk
4
ランプ、ヤン、エスメラルダと楽しそう!ヴィラ・ラ・カリフォルニーの庭は楽園ですね。2020/02/06
これでいいのだ@ヘタレ女王
3
ダックスのランプと、動物好きの自然体のピカソの日々が魅力的 2013/07/18
蘇芳
2
ランプかわいい。ランプとの距離感は人よりずっと和やかだ。
natukoba
1
ピカソが愛犬のランプといるところを写した写真集。夫人のジャクリーンと愛犬に寄せるピカソの眼差しは優しい。絵にもそれが表れている。幸せそうなピカソが見れてこちらも幸せ。2024/02/15