内容説明
誰にでも、世界は変えられる。百花繚乱のルネッサンスを可能にした“創造性の爆発”。そこに、イノベーションを起こす秘訣があった―。発明・発見・イノベーションの必須条件を具体的に論じた画期的ビジネス書。
目次
第１部 交差点（イノベーションの生まれる場所；交差点が生まれるとき）
第２部 メディチ・エフェクトを生み出す（垣根を取り払う；連想のバリアを壊す；偶発的な概念の組み合わせ ほか）
第３部 交差的アイデアを形にする（失敗を乗り越えて実行せよ；決してひるまず、成功へと前進する；既存のネットワークから飛び出す ほか）
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
がんこおやじ
1
訳者の最後の文章にある通り、ビジネス書でありながら、非常に気楽に読める。イノベーションというか、斬新な発想を得るためには、様々な分野の人と交わることが大事ということだが、分かっていても非常に面白かった。残念なのは絶版になっていることで、図書館で借りなければならなかった。是非再度出版してもらいたい。2024/01/12
鉄路のほとり
1
ルネサンス期のフィレンツェについての本ではない。アイデアがどのようにして生まれるか、そのプロセスを豊富なケースから例証。つまるところ異なる文化や学問ジャンルの衝突する場所において新しいアイデアが生まれる、ということに尽きるのだが…（例えば、腎臓のヘンレ・ループに尿を濃縮する機能があることは、医学者ではなく工学系の研究者の示唆から発見された例など。）2014/12/01
Jack Amano
0
発明・創造性に関する書。何が創造性にプラスで、一般に信じられていたことが、実は、誤りであったり、なかなか、示唆に富む本です。 アイデアを育てるヒントや、ブレーン・ストーミングについての示唆はとても参考になります。2016/07/14
○
0
サンクコストを考えることなく、前進あるのみ！と行きたいですね。2012/08/14
じょくぼ
0
多様性や異質性がイノベーションを推し進めていくということが、すごく、いきいきと文章化されている。読んでてわくわくした。「Opposable Minds」や、「凡人の集団は～」や、「失敗学」あたりといっしょに読んでも、楽しめると思う。2010/02/19
