内容説明
シェイクスピアからサッカレーまでボーダーレス時代の視点が堀りおこした「劇的なるもの」の数々。20世紀末の目から見たロチェスター。
目次
芝居を生きるロチェスター
娘から妻へ、そしてそれから…?―『ヴェニスの商人』のポーシャの場合
ジョンソンの仮面劇とジェイムズ一世
自意識と無意識のはざまの劇作家―『十人十色』論
『ロンドン・スパイ』と芝居
ハズリットの共感的想像力論とシェイクスピア、そして舞台―キーンのシャイロックをめぐって
名女優ベッキー・シャープ―『虚栄の市』における“演技”のテーマ
著者等紹介
田中雅男[タナカマサオ]
神戸大学名誉教授、姫路独協大学教授
飯沼万里子[イイヌママリコ]
京都光華女子大学教授
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