越境する演劇

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  • サイズ B6判/ページ数 312p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784269710238
  • NDC分類 770.4
  • Cコード C3098

内容説明

シェイクスピアからサッカレーまでボーダーレス時代の視点が堀りおこした「劇的なるもの」の数々。20世紀末の目から見たロチェスター。

目次

芝居を生きるロチェスター
娘から妻へ、そしてそれから…?―『ヴェニスの商人』のポーシャの場合
ジョンソンの仮面劇とジェイムズ一世
自意識と無意識のはざまの劇作家―『十人十色』論
『ロンドン・スパイ』と芝居
ハズリットの共感的想像力論とシェイクスピア、そして舞台―キーンのシャイロックをめぐって
名女優ベッキー・シャープ―『虚栄の市』における“演技”のテーマ

著者等紹介

田中雅男[タナカマサオ]
神戸大学名誉教授、姫路独協大学教授

飯沼万里子[イイヌママリコ]
京都光華女子大学教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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viola

3
演劇に関する論文あれこれ。『ヴェニスの商人』のポーシャに(確かに言われてみれば、なるほど)、ベン・ジョンソン、ウィリアム・ハズリット、エドマンド・キーンに、『虚栄の市』のベッキー・シャープについてなど。これがなかなか面白い!個人的にはベッキー好きなのにそういや論文って全く読んだことがなかったので、読めてありがたい。うーん、彼女元祖小悪魔?2012/04/06

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