内容説明
家庭の役割とは、子どもを自立させるために技術を身につけさせ、家から巣立たせること。そのためには身のまわりのことができるように、働いていけるように、人とよい関係を築けるように、人として善く生きられるように、自分らしく生きられるように、しつけることが大切です。
目次
はじめに 子どもが家を出る日のために
1章 身のまわりのことができるように
2章 働いて生きていくことができるように
3章 人とよい関係を築けるように
4章 人として善く生きられるように
5章 自分らしく生きられるように
しつけを伝える5つのポイント
著者等紹介
辰巳渚[タツミナギサ]
文筆家、消費行動研究家。1965年生まれ。お茶の水女子大学卒。専門は家庭教育、ライフスタイルの変遷と予測、消費行動の分析。(株)家事塾代表。子ども環境アドバイザー(子ども環境学会認定)としても活動。一男一女の母(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
オスイモノスキー
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図書館の新刊コーナーで見つけて借りた。書いてある事は当たり前の事だけど日々実践出来てるかと言う反省するべきところも多い。「理屈はわかるけどじゃあ具体的にどうしたら良いの?」という親のニーズに応える為か、箇条書きなので参考にしやすいとも言えるけど、自分には細かすぎて読みにくいと感じた。2015/12/06
Sanokasan
0
半分は納得、半分は「そうかぁ!?」と思う本。心構えとしてはとてもためになった。テーマごとに、3歳まで、6歳まで、10歳まで、思春期といちいち書かれているが、横断して年齢ごとにテーマをまとめて書いた方がよかったのでは?と感じる。 しつけ最優先本なので、同感の部分もあるけど、これ全部実施されると、子供がストレスを感じるのでは。ほどほどにしといた方が良さそう。2012/04/04
Mai Shimooka
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今日の保護者面談で、このママにはこれをお役立ていただきたい♪と思った本その1。子どもたちに伝わりやすい具体的な「言葉がけ」が網羅されてるのが使いやすい。 しつけの全体像として自立→自律のグランドデザインが書かれていて、3歳まで、6歳まで、10歳まで、思春期の段階ごとに関わり方のヒントが具体的に書いてあります。 ま、ちょっときめ細かすぎて「こんなにあるの・・・子育てって大変すぎる・・・」と感じさせてしまいそうでもあるので、ご家庭ごとに「うちはここを重視で」と優先順をつけていただければ気が楽になるかと。2010/02/20