出版社内容情報
離婚したパパとふたり暮らしの女の子が、パパの新しい彼女をきびしくチェック!? 典型的な母親、大人像とはちょっと違うパパのカノジョが、自分を理解しようとしてくれることに気づいて、だんだんと心を開いていきます。
心温まるアメリカの人気絵本。
小学生低学年から
内容説明
「カッコいい」「カッコわるい」ってどんなこと?すっごくカッコわるいパパの新しいカノジョと、あたしの微妙な関係…。
著者等紹介
レヴィ,ジャニス[レヴィ,ジャニス][Levy,Janice]
アメリカ、ニューヨーク在住の作家。大人向けの小説や絵本の出版多数。英語とスペイン語の教師でもある
モンロー,クリス[モンロー,クリス][Monroe,Chris]
アメリカ、ミネソタ州在住のイラストレーターでアーティスト。作品は雑誌や様々な出版物、画廊など、いろいろなところで発表されている。ミネアポリス・スター・トリビューン紙上で漫画を連載している作家でもある
もん[モン]
大阪在住のマンガ家で作家。ニューヨークとマウイ島に暮らしていた経験と語学力をいかした連載マンガ『おしゃべりニューヨーク』は集英社の「ヤング・ユー」で10年間も続いている人気作品で単行本化されている。他にも、愛娘ぎんちゃんの子育てや料理のエッセイや、語学書の挿絵など、多彩に活躍中
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぶんこ
58
とんがった絵が味があって、話とよく合ってました。人は見かけによらぬものですが、パパのカノジョもカッコ悪いけど、落ち込んでいる時には慰めてくれる。子ども扱いをしない。この子にとっては素敵なパパのカノジョ。ホクホクする絵本でした。2017/06/20
gtn
43
母とも姉ともつかない者に対する拒否感と嫉妬が、愛情に転じるのも時間の問題。いや、もう大好きか。こんな女性と巡り会えて、少女はついている。2020/08/20
tokotoko
42
表紙の女の子のすごい目つきに惹かれて・・・借りました。パパのカノジョについて、パパのムスメが語ります。楽しい!「ちょい悪」を目指している私には、このパパのカノジョ(パパからスイートポテトって呼ばれてるんだって!素敵!)が理想です。ファッションもイケてます。髪型もかっこいい!でも中身はもっと最高!のカノジョでした。2014/05/13
テルテル
33
離婚率が多い日本社会にあって、我が子にとって迎えるパパやママの相手がどんな人なのか。とても重要になってくる。私のお気に入りの絵本『おおきなあな』と共感。自分一人だけならどうにでもなるが、娘がいると、二人合わせてお気に入りの人という課題が迫ってくる。『はたして私を愛してくれるかな?』親と子の一番の課題であろう。どんなにぶきっちょでもいい。どんなに料理がへたでもいい。家族を愛してくれればパパのカノジョは我が子に受け入れられる。セカンドチャンスを目の前に、慎重に結婚の決断をしてほしい。2015/06/13
ヒラP@ehon.gohon
30
パパの彼女って、ママはどうしたの。新しいパパの彼女って、どうして新しいの?登場しないママとパパの関係、パパと一緒にいる女の子の関係、なんだか想像してしまいました。微妙な距離感で、彼女を観察する娘の目は、彼女に好意的な感じに変わっていきます。結構いい関係になれそう。ママが死んだのだったら、ママも喜んでくれるでしょう。生き別れならば、身をつぶしますよ。ちなみに私にカノジョは…、残念ながらいません。2017/03/31