出版社内容情報
ピラの笛を求めて旅を続けるリーフたちは伝説のピラの民、オーロン族に出会う。しかし彼らの手にあるべきピラの笛は失われていた。『幻想の島』で3人を待つものは・・? 小学生中学年から
内容説明
ピラの笛を求めて旅をつづけるリーフたちは、ドランの地図の2つ目の島、オーロン島をめざす。だが、そのころデル城には、とんでもない話が伝えられていた…。
著者等紹介
ロッダ,エミリー[ロッダ,エミリー][Rodda,Emily]
1948年、オーストラリア、シドニー生まれ。シドニー大学で英文学を学ぶ。著書に『ローワンと魔法の地図』(1993年度オーストラリア最優秀児童図書賞を受賞)にはじまる「ローワン」シリーズ(あすなろ書房)など。オーストラリア児童図書賞を過去5回受賞。本名ジェニファー・ロウ名で大人向きのミステリーも書く
岡田好恵[オカダヨシエ]
熱海市生まれ。青山学院大学仏文科卒業
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
紅蓮
11
今までのシリーズで一番面白かったかも。幻想で必死に維持された哀しいオーロン島を、恨めしくみつめるいかだで暮らす正直な人々。対比な彼らの所有する影の王国を倒すための秘宝、ピラの笛を探す。地下の世界は地上の民族が守っている宝石の壁になってるだなんてすごすぎ!2014/11/12
伊織
6
ピラの笛の吹き口と胴体を手に入れたリーフ一行。デル城に残してきたマリリンや図書室守、そしてその弟子(?)の動きも気になるところ。次はいよいよピラの笛が揃う!2011/01/25
とりじまカラス
5
第二部は面白い部分もたくさんありますが、評価の難しい点もあります。 特に謎のいくつかを二巻になっても明かさないのは、引き伸ばしと感じられるかもしれません。 二部の最終巻である三巻ではちゃんとまとめられるのか、期待しつつ読みたいと思います。2019/05/18
M2
4
リーフ達の冒険も気になるけどデル城に残った人々の活躍にもはらはらどきどき。シャーンにしてもマリリンにしてもトーラ族のお姫さまはみんなかっこいい。2012/07/24
もみち
3
【図書館】再読。今回は怪物が沢山出てきます……。デル城と秘密の海での行動の分け方が良かった! マリリンはいったい何者なのか? 優しすぎるシャーン王妃(笑)にしても怪物は毎回出てくるんですね。イモムシ……。 2011/04/14