内容説明
アレッサンドロ・ボルタは電池を発明した人として知られています。電池は、いまでこそ身近な存在ですが、当時としてはとても画期的な発明でした。これにより、電気の研究が飛躍的に進み、現代の生活に欠かせないさまざまな技術革新につながる無限の可能性をひらいたのです。歴史の流れを変える大きな出来事のあいついだ時代に生きたボルタは、いくつもの発見を重ねながら、電池の発明にいたります。
目次
ぼく、アレッサンドロ・ボルタ
13歳のころ
動物の魂
雷と稲妻
最初の発明
燃える気体
電気銃
旅行先で学んだこと
測定する意義
気球に乗って
人生、山あり谷あり
動物電気の存在
電気を発生しているのはカエルじゃない!
ナポレオンとの出会い
あらゆる方面での成功
電堆ばんざい!ボルタばんざい!
しのびよる災難
過去と未来
著者等紹介
ノヴェッリ,ルカ[ノヴェッリ,ルカ][Novelli,Luca]
ライター&イラストレーター。自然や科学についての本を数多く執筆しており、作品は、約20カ国語に翻訳されている。イタリア国営放送(RAI)の番組作りに協力したり、グラフィックデザインの月刊誌『G&D』の編集長をつとめたりと、多彩な活動をしている。もっとも優秀な子ども向きの科学書の著者として、イタリアの環境団体「レーガンビエンテ」から2001年に表彰された。2004年には、優秀な児童書におくられるイタリア・アンデルセン賞も受賞している
滝川洋二[タキカワヨウジ]
NPO法人ガリレオ工房理事長。東京大学教養学部特任教授。1949年岡山県生まれ。1972年埼玉大学理工学部卒業、1984年国際基督教大学大学院博士課程修了。教育学博士。専門は概念形成研究、科学カリキュラム研究、物理教育
関口英子[セキグチエイコ]
翻訳家。埼玉県生まれ。旧大阪外国語大学イタリア語学科卒業。小説、児童書、映画字幕など、イタリア語の翻訳を幅広く手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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