いますぐ考えよう!未来につなぐ資源・環境・エネルギー〈2〉石油エネルギーを考える

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  • サイズ A4判/ページ数 42p/高さ 29cm
  • 商品コード 9784265021529
  • NDC分類 K501
  • Cコード C8330

出版社内容情報

各国の経済成長とともに伸びる石油需要、一方で供給のピークは過ぎたといわれます。石油をめぐる社会問題、環境問題について考えます

私たちの暮らしは、石油エネルギーに大きく依存していますが、石油は海外からの輸入たよっています。一方でアジアの国々も石油の輸入量を増やしています。果たして、石油エネルギーはたりるのでしょうか。そして、世界でおきている紛争の背景には石油や天然ガスの奪い合いがあると言われます。石油をめぐる社会問題、環境問題について著者とともに考えていきます。

【著者紹介】
田中 優  日本国際ボランティアセンター理事、未来バンク事業組合理事長、立教大学・和光大学非常勤講師。著書に『戦争って環境題と関係ないと思ってた』岩波書店、『戦争をやめさせ環境破壊をくいとめる新しい社会のつくり方』合同出版、『地球温暖化/人類滅亡のシナリオは回避できるか』扶桑社などがある。ミスターチルドレンの櫻井和寿、音楽家坂本龍一、音楽プロデューサー小林武史のつくる「apbank」の監事もつとめる。

目次

第1章 資源・エネルギーとわたしたちのくらし(紛争・戦争の3つの動機;便利なくらしの向こうにある紛争)
第2章 中国の経済大国化と油田開発(急成長を続ける中国経済;世界第2位の石油輸入国;中国国内の油田開発;海底油田をめぐる問題)
第3章 ピークオイル問題(石油をめぐる3つのグラフ;ピークオイルはいつおきる?;2007年におこったこと;今後の経済とピークオイル問題)
第4章 資源と紛争について考える(アラビア海の海賊;なぜソマリアは国家崩壊したのか;石油は運ばなければ使えない;中国の油田開発とアフリカ;アメリカへの石油輸出;おもな産油国でおきている紛争;紛争の5つの共通点;資源をめぐる争いをなくすには)
第5章 資源と環境問題について考える(地球温暖化の現状;史上最速の海面上昇;天災×人災=被害;石油にたよらない社会へ;戦争をやめないと温暖化は止められない;石油は本当に安いのか;石炭の現状;天然ガスの現状;水力発電の現状;従来型でない発電を)

著者等紹介

田中優[タナカユウ]
1957年、東京生まれ。地域での脱原発やリサイクル運動を出発点に、環境・経済・平和などの、さまざまなNGO活動に関わる。「日本国際ボランティアセンター」「足温ネット」理事、「未来バンク事業組合」理事長、「ap bank」監事、「一般社団天然住宅」共同代表を務める。現在、立教大学大学院、和光大学大学院の非常勤講師

山田玲司[ヤマダレイジ]
1966年、東京生まれ。漫画家。『非属の才能』(光文社新書)は2011年本屋大賞「中2男子に読ませたい!中2賞」に選ばれる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。