いますぐ考えよう!未来につなぐ資源・環境・エネルギー〈1〉原子力発電を考える

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  • サイズ A4判/ページ数 42p/高さ 29cm
  • 商品コード 9784265021512
  • NDC分類 K501
  • Cコード C8330

出版社内容情報

原発事故、電気料金のしくみ、電力消費のピークなどを見ながら、これからも原発に頼らなければならないのかを考えて行きます。

2011年3月11日、東日本大震災に伴って、福島第一原子力発電所が大事故を起こしてしまいました。莫大な放射能を放出して、たくさんの人々が避難し、健康被害の不安に襲われることになりました。以前から危険性を指摘されていた原子力発電ですが、これからも原子力発電に頼らなければならないのか、電気料金のしくみや、電力消費のピーク原発の電力がなければ電気は足りないのかを考えて行きます。

【著者紹介】
田中 優・著  日本国際ボランティアセンター理事、未来バンク事業組合理事長、立教大学・和光大学非常勤講師。著書に『戦争って環境題と関係ないと思ってた』岩波書店、『戦争をやめさせ環境破壊をくいとめる新しい社会のつくり方』合同出版、『地球温暖化/人類滅亡のシナリオは回避できるか』扶桑社などがある。ミスターチルドレンの櫻井和寿、音楽家坂本龍一、音楽プロデューサー小林武史のつくる「apbank」の監事もつとめる。

目次

第1章 福島第一原子力発電所の事故
第2章 原子力発電とわたしたちのくらし
第3章 放射能汚染から身を守る
第4章 原子力発電は有利なのか
第5章 原子力発電にたよらない方法(電気料金のしくみを変える;エアコンの電力消費を考える;デマンドサイド・マネジメント)
第6章 原子力発電は適切な技術か

著者等紹介

田中優[タナカユウ]
1957年、東京生まれ。地域での脱原発やリサイクル運動を出発点に、環境・経済・平和などの、さまざまなNGO活動に関わる。「日本国際ボランティアセンター」「足温ネット」理事、「未来バンク事業組合」理事長、「ap bank」監事、「一般社団天然住宅」共同代表を務める。現在、立教大学大学院、和光大学大学院の非常勤講師

山田玲司[ヤマダレイジ]
1966年、東京生まれ。漫画家。エコロジー雑誌「ソトコト」に連載した「SIA・SIGO」では、さまざまな職人さんたちの思いを描き、『絶望に効く薬』(小学館)では、現代社会に希望を見いだすための「生き方」「考え方」を描き、『美大受験戦記アリエネ』では美大進学を目指す少年の苦悩を描いている。『非属の才能』(光文社新書)は2011年本屋大賞「中2男子に読ませたい!中2賞」に選ばれる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。