ナザレのイエスは神の子か？―「キリスト」を調べたジャーナリストの記録

ストロベル，リー【著】〈Ｓｔｒｏｂｅｌ，Ｌｅｅ〉/峯岸 麻子【訳】

いのちのことば社（2004/03発売）

• サイズ B6判／ページ数 479p／高さ 19cm
• 商品コード 9784264021834
• NDC分類 191.2
• Cコード C0016

内容説明

事実無根の絵空事か、それとも歴史的事実なのか。イエスは実在したのか。イエスは奇蹟を行ったのか。十字架は？復活は？イエスとはそもそも誰なのか。―米国一流紙のベテラン記者がキリスト教の難問に挑む。

目次

第１部　記録を調べる（目撃証言を探る；目撃証言を調べる；記録に残された証拠；確証；科学的証拠；反証）
第２部　イエスを分析する（自己認識；心理学的証拠；プロフィール；指紋）
第３部　イエスの復活を調べる（医学的証拠；消えた遺体；イエス、再び現る；状況証拠）

著者等紹介

ストロベル，リー［ストロベル，リー］［Ｓｔｒｏｂｅｌ，Ｌｅｅ］
イェール大学法律大学院で学び、法学修士号を取得。卒業後、１３年にわたりシカゴ・トリビューン紙の記者として活躍。司法関係を専門とする精力的かつ綿密な取材・調査活動に、さまざまな賞が授与された。宗教には長年懐疑的な立場をとりつづけていたが、１９８１年、一大転機を迎え、クリスチャンとなる。その後、ウィロークリーク・コミュニティ・チャーチ教育担当牧師を務めた。現在、カリフォルニア在住。『Ｔｈｅ　Ｃａｓｅ　ｆｏｒ　Ｃｈｒｉｓｔ』は全米ＣＢＡゴールドメダリオンを受賞した

峯岸麻子［ミネギシマコ］
青山学院大学英米文学科、ノースウェスト・カレッジ学際研究科、モントレー国際大学院翻訳・通訳学科卒。翻訳・通訳学修士。米国カリフォルニア州在住。翻訳・通訳業のかたわら、教会や聖会での同時通訳および英語のバイブルスタディ教材翻訳の奉仕に従事。日本アッセンブリーズ・オブ・ゴッド教団溝の口キリスト教会会員
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感想・レビュー

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[Hikaru Tabuchi]

イエス・キリストの存在と、聖書に記述された奇蹟は、歴史上の否定できない事実である。おそらく、著者の言葉を信用出来ない人はそう多くないでしょう。しかし、事実を認めるだけでは不完全です。彼の言葉を借りるなら、そこから先、イエスを救い主として信じる判決を行うのは、自分以外に居ないのです。決断の補佐に一冊。

2014/01/22

[Ryou Honna]

無神論のアメリカジャーナリストが、神学者、考古学者、歴史学者、心理学者など権威ある専門家達にインタビュー。聖書は信頼できるのか（作成年代）、著者は誰で信頼できるか（他文献の裏付け）、聖書は昔と今で変化していないか（写本の有無）、イエスは存在したか（考古学）、歴史的記録はあるか（歴史学）、イエスは十字架で死んだか（医学）、復活したか（考古学）。イエスは伝説でなく、この世に実在した科学的証拠がある。著者曰く「この証拠を知ってなお無神論者でいるには、科学を無視して無神論に進行を持つしかない。」

2014/11/07

[まことさん🌈山下真実@対話カフェ]

聖書が語るイエスを徹底的に疑って調べ尽くした記録。聖書の外的証明として、様々な分野にわたって説明がされていて、興味深かった。「イエスキリストって歴史的に証明できんの？」と思う人は一度読んでみて！

2012/05/12

[はれるや]

歴史学者、神学博士、哲学博士、法医学者、考古学者、心理学者、いろいろな分野の権威に聞き続けたインタビュー。聖書は事実を語っている。イエスは神の子であったということ。信仰を論理的に考えたい人には最適な本です。

2011/12/13

[home alone]

ジャーナリストが聖書は正しい歴史書なのか、イエスが実在したのか、イエスは死んで生き返ったのか、など専門家に質問して証拠を集める。それでイエスが神の子だったのかどうか、読者に判断してもらうって感じの本。自分的には神の子かどうかはよくわからなかったけど、イエスが復活したくらいは認めてもいいかなと思った。法学部卒らしく、証拠を固めていくところが刑事（弁護士、検察）ドラマぽくて面白い。

2012/08/10