出版社内容情報
《内容》 第2,3巻で加齢に伴なう身体的変化とケアが述べられたのに対し,この第4巻では,加齢に伴う心理社会的変化とそのケアが述べられる。今日高齢化が進む社会のなかで多くの老人が深刻な心理社会的問題を抱えているが,この現実を認識し把握することが,老人看護に携わる者にとって不可欠の課題になっている。本章ではこうした現実を踏まえながら,加齢に伴う心理社会的変化,心理社会的問題(年齢差別,貧困,住宅問題,依存,老人虐待,老人にみられる一般的な精神障害など)が詳しく論じられ,またそうした心理社会的問題をもつ老人に対するケアが具体的に述べられる。 《目次》 1 加齢に伴う心理社会的変化 2 心理社会的問題 3 心理社会的変化に関連する看護診断
内容説明
科学的理論と日常的実践の統合をはかりながら、老人看護の全体像と特殊性をきわめて明確に浮き彫りにした画期的なテキストブック。
目次
第1章 加齢に伴う心理社会的変化
第2章 心理社会的問題
第3章 心理社会的変化に関する看護診断