出版社内容情報
《内容》 看護教師と有志看護婦がボランティアで始めた在宅看護。それが日本で初の看護婦による在宅看護サービス会社「在宅看護研究センター」の設立へと発展し,訪問看護ステーション制度のモデルになろうなどと誰が想像しただろうか。在宅看護の難しさとその奥深さに魅入られ,起業家への道を選んだパイオニア看護婦の成長の軌跡をたどる。
目次
産声を上げた訪問看護ボランティア・チーム
退院指導を考える
いよいよ退院
次々と起こるトラブル
ある失敗―施設看護と在宅看護の違い
家族の想いを支える
家族指導とは
夫に抱かれてのはじめての入浴
看護婦のジレンマ―看護婦として、ボランティアとして
家族とのかかわり―難しい公私のけじめ〔ほか〕