子ども保護のためのワーキング・トゥギャザー―児童虐待対応のイギリス政府ガイドライン

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子ども保護のためのワーキング・トゥギャザー―児童虐待対応のイギリス政府ガイドライン

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  • サイズ B5判/ページ数 156p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784260332163
  • NDC分類 369.4
  • Cコード C3047

出版社内容情報

《内容》 虐待から子どもをどのように保護するか。1989年児童法に基づき先進的な制度を確立してきたイギリスにおける「児童虐待対応の公的ガイドライン」。保護の柔軟な仕組み,多機関連携,当事者の参加を3本の柱に,子ども保護のための「ワーキング・トゥギャザー」を提唱。児童虐待問題に本格的な取り組みを模索する関係者必読の書。    

《目次》
訳者による解説:イギリスにおける子ども保護制度と「ワーキング・トゥギャザー」
はじめに
1. 子どもと家族を支援するための機関連携について
2. 調査研究と経験からわかってきたこと
3. 関係機関の役割と責任
4. 地域子ども保護委員会
5. 個別事例の扱い-その具体的手順
6. 特別な条件下での子ども保護
7. 重要な基本原則
8. 事例の「見直し調査」
9. 機関合同研修と能力開発
付録1. 援助の必要な子どもとその家族の判定枠組み
 2. 軍隊の子ども保護体制の連絡先(略)
 3. 1999年児童保護法
 4. 情報共有の協定を策定するにあたっての個人情報保護登録官が確認すべき事項リスト(縮訳版)
 5. ケース対応フローチャート
 6. 参考文献

内容説明

虐待から子どもをどのように保護するか。1989年児童法に基づき先進的な制度を確立してきたイギリスにおける「児童虐待対応の公的ガイドライン」。保護の柔軟な仕組み、多機関連携、当事者の参加を3本の柱に、子ども保護のための「ワーキング・トゥギャザー」を提唱。児童虐待問題に本格的な取り組みを模索する関係者必読の書。

目次

1 子どもと家族を支援するための機関連携について
2 調査研究と経験からわかってきたこと
3 関係機関の役割と責任
4 地域子ども保護委員会
5 個別事例の扱い―その具体的手順
6 特別な条件下での子ども保護
7 重要な基本原則
8 事例の「見直し調査」
9 機関合同研修と能力開発

著者等紹介

松本伊知朗[マツモトイチロウ]
1959年生まれ。北海道大学教育学部大学院博士課程中退。1987年帯広大谷短期大学社会福祉科講師、1991年札幌学院大学人文学部講師、1995年より同助教授。専門は社会福祉論、児童福祉論。1996年、民間非営利団体である北海道子どもの虐待防止協会の立ち上げに関わり、現在まで事務局長を務める。1997年10月から1年間、イギリスの社会福祉政策、子ども保護問題をテーマに、ロンドン大学政治経済学院社会行政学部(LSE)において在外研究を行う

屋代通子[ヤシロミチコ]
1962年生まれ。出版社勤務を経て英米文芸翻訳に携わる傍ら、CAP(子どもの暴力防止)プログラムを提供するスペシャリストとしても活動
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。