出版社内容情報
《内容》 強迫は古くて新しい問題である。強迫性障害は決して稀ではなく,脳の機能障害,さらには器質的障害とみなされるようになり,薬物によって治りうる疾患となった。本書は30年以上,強迫性障害に取り組んできた著者の,現時点における理解と,患者と関わりつつ,様々な理論を学ぶ中からおのずと形成されてきたという治療法のまとめである。
《目次》
I 強迫性障害の概念
II 強迫性障害の臨床
III 強迫性障害の関連疾患
IV 病前性格
V 強迫性障害の成因
VI 現代の青年期患者と強迫
VII 強迫性障害の治療
目次
1 強迫性障害の概念
2 強迫性障害の臨床
3 強迫性障害の関連疾患
4 病前性格
5 強迫性障害の成因
6 現代の青年期患者と強迫
7 強迫性障害の治療
著者等紹介
成田善弘[ナリタヨシヒロ]
1966年名古屋大学医学部卒業。1967年名古屋大学医学部精神医学教室入局。名古屋大学医学部附属病院精神科副手。1970年愛知県城山病院医員。1978年社会保険中京病院精神科部長。名古屋大学医学部講師を兼任。1994年椙山女学園大学人間関係学部教授。現在に至る
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