出版社内容情報
《内容》 今日,各科の臨床の場で,患者のかかえる様々な心理的問題が関心を集めている。検査や診断・治療を受ける際,あるいは入院加療という状況の中での患者の種々のストレスやフラストレーションへの適切な対応は全ての臨床家にとって,基礎疾患の治療と同様に重要となっている。本書は,そうした問題に対する効果的な精神医学的対応はどうあるべきか,について具体的に述べた実践書である。一般の臨床医,看護に携わる人々,医学を専攻する学生の方々にお奨めしたい。 《目次》 1章 基本的事項 2章 症状群(状態像)の診かたと対応 3章 臨床場面での諸問題 4章 向精神薬の使い方