出版社内容情報
通常は見ることのできない“他院の保護室”の個性あふれる実態や現場の工夫を、37病院にもわたって写真で紹介する画期的な企画。保護室は、狭い空間のなかで、?@治療、?A生活(睡眠、排泄、清潔、食事等)、?Bプライバシー、?C安全を考えていかねばならないので、自由と規制がせめぎあう場所である。創意と工夫にあふれた現場の姿を、精神科看護師の目線で紹介する。
内容説明
歩きに歩いた35の精神科病院。おもわずうなる圧倒的な数とリアリティ。「最も閉ざされてきた部屋」の風通しをよくしたいと願う著者による、現場系調査書。
目次
1 写真で見る35病院の保護室(一陽会病院急性期治療病棟(福島県福島市)
北深谷病院男女混合閉鎖病棟(埼玉県深谷市)
埼玉県立精神医療センター精神科救急病棟(埼玉県北足立郡)
初石病院精神科救急病棟(千葉県柏市) ほか)
2 病院印象記+各病院の看護師さんが持っている意見
3 保護室における生活の援助とは(清潔;排泄;食事;開放観察 ほか)
著者等紹介
三宅薫[ミヤケカオル]
精神科看護師。博多生まれ、金沢育ち。千葉大学看護学部卒業後、愛知医科大学病院・内科病棟(臨床)、千葉大学看護学研究科・精神看護学(学生/修士課程)、千葉県精神科医療センター(臨床)、埼玉県立衛生短期大学(教育)、社会医療法人社団同仁会木更津病院(臨床)、岐阜県立看護大学(教育)と、臨床と教育とを交互に経験。2008年4月から再び臨床現場へ。木更津病院を経て、現在は特定医療法人学而会木村病院に、看護師として勤務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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