内容説明
「平成の開国」の名のもとに進められようとしているTPP(環太平洋経済連携協定)への参加は、はたして誰のためのものなのか?経済界と農業界の対立として矮小化し歪曲して語られることの多いTPPについて、「雇用と経済」「食の安全・安心・安定供給」「保険・医療」といった分野にスポットをあて、私たちの暮らしを脅かすその問題の深さを浮き彫りにします。
目次
TPPは働く場を奪う
TPP参加で、消費者の食の安全・安心は守られるのか
TPPで破壊される国民皆保険と日本の医療
著者等紹介
森島賢[モリシママサル]
1934年群馬県生まれ。東京大学工学部卒業後、同大学院農学系研究科修了。北海道大学助教授を経て、1984年東京大学教授。1994年から立正大学教授
小林綏枝[コバヤシヤスエ]
1938年長野県生まれ。法政大学社会学部卒業。国民生活研究所、国民生活センターを経て、1995年から2003年まで秋田大学
山岡淳一郎[ヤマオカジュンイチロウ]
1959年愛媛県生まれ。ノンフィクション作家。「21世紀の公と私」の視点で医療、建築、近現代史など執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
1 ~ 1件/全1件