一晩置いたカレーはなぜおいしいのか―誰もが知ってる料理の知られざるサイエンス

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  • サイズ B6判/ページ数 223p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784259547332
  • NDC分類 596
  • Cコード C0077

内容説明

ピーマンの苦みを簡単になくす方法は?バナナの種はどこにある?身近な料理や食材の謎を解き明かす。

目次

どうして野菜を食べないといけないのか―野菜サラダの科学
一晩置いたカレーはなぜおいしいのか―カレーライスの科学
「ごはんにみそ汁」はなぜ合うか―朝ごはんの科学
ピーマンの苦みをなくす方法とは―チャーハンの科学
「もやしっこ」は強かった!―お好み焼きの科学
救荒食からグルメメニューへ―そばの科学
お寿司を守る植物たち―お寿司の科学
果物の不思議な秘密―フルーツパフェの科学
天の川と牛乳の意外な共通点―ショートケーキの科学

著者等紹介

稲垣栄洋[イナガキヒデヒロ]
1968年静岡市生まれ。岡山大学大学院農学研究科修了。農学博士。農林水産省を退職し、Uターン。農業研究に携わるかたわら自然観察にいそしむ自称「みちくさ研究家」(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

かお

9
「へー!」「ほぉ~。」が止まらない!身近な食べ物を科学の目からみた本。 サラダから、カレー、野菜と果物の能力、寿司、牛乳、コーヒー。 多くの動物達は、自前でビタミンCを作れるのに、人間は作れない。肉を分解するための悪玉菌。悪玉菌、ちゃんと必要な菌。勘違いしてました😅 植物が自身の体を守る為に生み出した抗酸化力。それを人間が丸ごと頂くから、体に良いよとなる💡たまたま野菜に備わってた栄養と思ってた😅 易しい文章で面白く読めた😊知識量が多いので、1回では吸収出来ない💦また読みたい。2022/07/03

ハル

7
私たちの口に入るあらゆるものを単なる食べ物としてではなく、厳しい生存競争を生き抜く命あるものとして捉える。大根や人参をそんな風に考えたことなどなかったが、それらの構造や含まれる成分の不思議を科学的に説き明かすと生き残るための智恵や工夫に満ちていて感嘆する。同時にそれらの生命力を取り込んで生きていることをつくづく感じその有り難さに自然と感謝の気持ちが湧き起こる。『いただきます』の言葉をもっともっと心を込めて言いたくなる。2015/11/20

風花 kazahana

5
読友さんの感想を見てチョイス。カレーって次の日が美味しいですよね。私は 肉から旨味がにじみ出てっていう理由かなー?と日頃思っていたのですが 違ってました。へェーへェーへェー! いろいろな食べ物の秘密を 科学的にも説明してくれてます。そっちはさっぱり?でしたが 果物か野菜か。ここは根か茎か。なんていうのは分かりやすくておもしろく読みました。2022/04/22

ジュリ

5
カレーの話だけでなく、お好み焼きの秘密、そばの秘密などいろいろ紹介されていて面白かった。植物の仕組みを知ることで、調理の仕方の工夫もわかった。2018/03/01

Michi

4
食のなるほどね~、と思ってしまう話が満載。例を挙げると、植物と動物の関係や食からの語源の話、メロンの皮に網目のある理由等、知ってることや知らなかったことが面白く読める。ちょっとした話のネタにもできるので、疲れそうな通勤時間の気分転換にもどうぞ。2015/11/21

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