内容説明
過去から“今”へ―豊かなる軌跡に、最新の描き下ろしを加えた、未発表・画集初収録作品集―待望の第一弾。
著者等紹介
天野喜孝[アマノヨシタカ]
1952年、静岡市生まれ。“竜の子プロダクション”でアニメ作品のキャラクター設定を担当した後、フリーになり、雑誌・絵本等にファンタジー画、装幀画を発表、出版界から注目を浴びる。83年、第14回星雲賞受賞。86年の第17回まで4年連続受賞。その後、ゲームソフト「ファイナルファンタジー」のビジュアルコンセプト、舞台美術など創作の場を広げる。95年ごろより、パリ、ニューヨークでリトグラフの制作を開始。97年、99年と2度にわたりニューヨークで大規模な個展を開催。“上野の森美術館”をはじめ、国内での個展開催は数知れない。現在ではゲームをはじめ出版や映像など、様々な展開に向けて作品を製作中。ニール・ゲイマンとのコラボレーション“The Sandman;The Dream Hunters”は2000年ヒューゴー賞にノミネート、同年アイズナー賞を受賞。また画家として2000年ドラゴン・コンにおいてドラゴン・コン賞、ジュリー賞をそれぞれ受賞している
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
knot
2
海外ではH.R.ギーガー、国内では天野喜孝が好きな画家。彼の絵と出会ったのは10才のころ。ゲーム「ファイナルファンタジー」だった。それまで目にしてきた絵とは根本的に違う作風に一目で好きになった。線が細くてやわらかく、とても幻想的な彼の絵は観ていると別世界へ誘われるような気持ちになる。本作では「Salamander」が好き。2015/03/27
更紗蝦
1
天野喜孝のイラストからは、以前からビアズレーやクリムトの影響があるように感じられていましたが、この画集の22~23ページに掲載されている『華』というイラスト(SINVAの『Flower』というマキシシングルのジャケット用に描かれたイラスト)からは、ルドンの影響があるように感じられました。 2013/11/18
蘇芳
0
そんなに好きなのなかった2011/03/17
パウ
0
迫力のある絵がいっぱい。(図書館本)2021/08/02